マツダ、前期経常を26％上方修正・最高益予想を上乗せ

　マツダ <7261> [東証Ｐ] が5月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の2540億円→3201億円(前の期は1859億円)に26.0％上方修正し、増益率が36.6％増→72.2％増に拡大し、従来の8期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の747億円→1408億円(前年同期は755億円)に88.4％増額し、一転して86.4％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の連結業績予想につきましては、売上高及び営業利益は、概ね予想通り推移いたしましたが、期末為替レートが対米ドルなどで円安に推移したことによる為替差益の計上等により、経常利益が増加いたしましたので、業績予想を上記のとおり修正いたします。　なお、通期のグローバル販売台数は1,241千台、期中平均の為替レートは、1米ドル145円、１ユーロ157円となりました。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因により異なる結果となる可能性があります。