林兼、前期経常を9％上方修正

　林兼産業 <2286> [東証Ｓ] が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の8億4000万円→9億1300万円(前の期は4億7300万円)に8.7％上方修正し、増益率が77.6％増→93.0％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1200万円の赤字→6100万円の黒字(前年同期は3億7200万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　連結業績予想修正の理由2024年３月期の連結業績予想につきましては、売上高は価格改定により前回発表を上回る見込みとなりました。損益面におきましては、霧島黒豚の肥育成績の悪化により、営業利益は前回発表を下回る見込みとなりましたが、受取配当金の増加ならびに投資有価証券売却益などにより、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については前回発表を上回る見込みとなりました。個別業績見込み差異について2024年３月期の個別業績見込みにつきましては、価格改定により売上高が増加したことで、利益率の改善が図られ、前年実績を上回る見込みとなりました。※上記の予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後、様々な要因によって予測数値と異なる場合があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上