外為サマリー:ドルの押し目買い意欲強く156円00銭台に下げ渋る
2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=156円02銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円85銭程度のドル安・円高となっている。
1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円57前後と前日に比べて3円20銭強のドル安・円高で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)が終了したタイミングでまとまった円買いが流入し、157円台半ばから153円00銭までドル安・円高が進んだ。
ただ、この日の東京市場のドル円相場は下げ渋る動き。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がFOMC後の会見で「利下げへの自信を得るには思ったより時間がかかる」と述べたことで、市場では日米金利差が大きく開いたままの状態が続くとの見方が多く、ドルの下値では押し目買い意欲が依然として強いようだ。日本の通貨当局による為替介入への警戒感はあるものの、輸入企業などドル資金の調達が遅れている国内実需筋から円売り・ドル買いが出やすいとの観測もあり、午前9時50分ごろには156円00銭台をつけた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0712ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=167円14銭前後と同1円20銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円57前後と前日に比べて3円20銭強のドル安・円高で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)が終了したタイミングでまとまった円買いが流入し、157円台半ばから153円00銭までドル安・円高が進んだ。
ただ、この日の東京市場のドル円相場は下げ渋る動き。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がFOMC後の会見で「利下げへの自信を得るには思ったより時間がかかる」と述べたことで、市場では日米金利差が大きく開いたままの状態が続くとの見方が多く、ドルの下値では押し目買い意欲が依然として強いようだ。日本の通貨当局による為替介入への警戒感はあるものの、輸入企業などドル資金の調達が遅れている国内実需筋から円売り・ドル買いが出やすいとの観測もあり、午前9時50分ごろには156円00銭台をつけた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0712ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=167円14銭前後と同1円20銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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