ダイダン、前期経常を5%上方修正、配当も3円増額

配信元:株探
投稿:2024/04/26 14:00
 ダイダン <1980> [東証P] が4月26日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の113億円→119億円(前の期は92.8億円)に5.3%上方修正し、増益率が21.7%増→28.1%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の77億円→83億円(前年同期は49.5億円)に7.8%増額し、増益率が55.4%増→67.5%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の100円→103円(前の期は1→2の株式分割前で100円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 連結業績予想の修正理由につきましては、次のとおりであります。受注工事高は大型工事の受注が堅調に推移したことなどを受け、直近の公表の240,000百万円から13,000百万円増の253,000百万円となる見通しです。売上高は、直近の公表の195,000百万円から2,000百万円増の197,000百万円となる見通しです。営業利益は、売上高の増加及び連結子会社の業績の上振れなどにより、直近の公表の10,500百万円から300百万円増の10,800百万円となる見通しです。経常利益は、営業利益の増加及び為替差益の計上などを受け、直近の公表の11,300百万円から600百万円増の11,900百万円となる見通しです。親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加などを受け、直近の公表の8,500百万円から500百万円増の9,000百万円となる見通しです。個別業績予想の修正理由につきましては、連結業績予想の修正と同様の理由により修正しております。受注工事高は、直近の公表の230,000百万円から10,000百万円増の240,000百万円となる見通しです。

 当社は、株主への利益還元を経営上の最重要施策と考え、配当性向35%以上を配当方針としております。通期の業績見通しが直近の予想値を上回ることなどを勘案し、配当方針に基づき、期末配当金を、前回予想の1株当たり45円から3円増配し、48円に修正いたします。これにより、修正後の1株当たり年間配当金は、実施済みの中間配当金55円とあわせ、株式分割前換算では、前回予想の145円から151円となり、実質的に6円の増配となります。なお、期末配当金は、2024年6月開催予定の第95回定時株主総会の決議を経て正式に決定する予定です。(注)上記の予想の修正につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、業績予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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