インターアク、今期経常を一転1%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2024/04/12 16:00
 インターアクション <7725> [東証P] が4月12日大引け後(16:00)に決算を発表。24年5月期第3四半期累計(23年6月-24年2月)の連結経常利益は前年同期比34.7%減の8.1億円に落ち込んだ。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の10.2億円→15.2億円(前期は15億円)に48.4%上方修正し、一転して1.2%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.8億円→10.8億円(前年同期は8.4億円)に84.6%増額し、一転して28.4%増益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比36.0%減の3.7億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の28.6%→18.5%に大幅低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  主に国内顧客向けのイメージセンサ検査関連製品について、「1.通期連結業績予想の修正」に記載のとおり期初予想に対して販売が好調に推移しております。 その結果、売上高、営業利益及び経常利益は前期実績を上回る見込みとなりました。※「1.通期連結業績予想の修正」の記載内容は下記のとおりです。 主に IoT 関連事業セグメントにおいて国内顧客の設備投資需要が好調に推移したため、イメージセンサ検査関連製品の販売規模が期初想定を上回る見込みとなりました。 その結果、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益においても、前回発表予想を上回る見込みとなりました。売上高については過去 2 番目の高水準となる想定であります。 なお、近年マイナス成長が続いていたスマートフォン市場及びモバイル向けイメージセンサ市場について、2024 年以降はハイエンドデバイスの普及等によって緩やかに回復していくと予測されております。また、車載向け等イメージセンサの用途拡大に伴い、イメージセンサ市場全体においても中長期的な成長が予測されていることから、国内顧客における設備投資需要は引き続き堅調に推移すると考えております。 一方、海外顧客の投資動向は不透明な状況が続いております。
配信元: 株探

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