2050年を見据え「OKIグループ 環境ビジョン2030/2050」を改定

配信元:PR TIMES
投稿:2024/03/28 13:47
バリューチェーン全体でネットゼロをめざす


OKIは、中長期の環境目標を示した「OKIグループ環境ビジョン2030/2050」(以下「環境ビジョン」)における温暖化防止の2050年度目標を改定しました。社会課題の解決に貢献し「社会の大丈夫をつくっていく。」企業として、自社拠点を含むバリューチェーン全体のCO2排出量実質ゼロを実現する「ネットゼロ」を目指します。

OKIは「事業活動における環境負荷低減」をマテリアリティに掲げ、温暖化防止などの取り組みを強化しています。2023年には環境ビジョンの2030年度における温室効果ガス排出削減目標について、国際的なイニシアティブである「Science Based Targetsイニシアティブ(SBTi)」(注1)より、科学的知見と整合した水準であるとして認定(SBT認定)を受けました。このたびの環境ビジョン改定においては、2050年度目標として自社拠点を含むバリューチェーン全体の「ネットゼロ」を実現することを掲げ、本長期目標についてもSBT認定取得を目指します。

OKIグループ環境ビジョン2030/2050(概要)

(1)温暖化防止
2030年度:自社拠点のCO2排出量※1の42%、調達先※2と製品使用時のCO2排出量※3の25%削減(2020年度比)
2050年度:自社拠点を含むバリューチェーン全体のCO2排出量 実質ゼロ※4
      特に自社拠点のCO2排出量実質ゼロ、新製品の消費電力 実質ゼロ

(2)SDGs達成への貢献

2030年度:以下の活動を通じて2030年のSDGsが定める環境負荷の低減効果の目的の達成に貢献する。
1、幅広い環境課題の解決に資する製品やサービスのイノベーションの
  創出とソリューションの提供。
  環境貢献売上高比率 50%以上。
2、事業場を含むバリューチェーンにおける、革新的なモノづくり・コトづくりの実現。
2050年度:温暖化防止と気候変動への適応、その他、環境課題の解決に資する製品やサービスのイノベーションの推進を図り、開発・提供を推進することにより社会インフラを支える。

注1:スコープ1(自社拠点内の燃料使用や空調機の代替フロン漏洩、社有車使用などに伴い発生するCO2)+スコープ2(自社拠点内の電力使用などに伴い発生するCO2)
注2:スコープ3のカテゴリー1(購入した製品・サービスに関する、調達品の製造などに伴い発生するCO2:「原材料・資材の調達金額×品目別2排出係数」にて算出。)
注3:スコープ3のカテゴリー11(販売した製品の使用に伴い発生するCO2:「製品の年間消費電力×想定耐用年数×販売台数×使用地域のCO2排出係数」にて算出。)
注4:スコープ1~3の全カテゴリーの90%を網羅したCO2排出量の対2020年度比90%以上削減、および炭素除去などによる中和による実質ゼロ(ネットゼロ)

「ネットゼロ」目標について現在SBTiから公式に認定されている国内企業は約30社と少なく、難易度の高い目標とされています。OKIは、自社拠点における温暖化防止に向けた省エネや再エネの推進と調達先とのコミュニケーション強化、そして環境問題の解決に資するイノベーティブな製品やサービスの開発・提供によって、この目標を達成していきます。

用語解説
注1:SBTi
WWF、CDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアティブ。企業に対し、気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べ1.5℃に抑えるという目標に向けて、科学的知見と整合した削減目標を設定することを推進している

リリース関連リンク
OKIグループ中長期環境目標「OKIグループ環境ビジョン2030/2050」
https://www.oki.com/jp/sustainability/eco/mng/vision.html
OKIグループの温室効果ガス排出削減目標がSBT認定を取得
https://www.oki.com/jp/press/2023/12/z23060.html

沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。

その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。



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