日経レバが全体強気相場で変貌し最高値、日経Dインバは昨年来高値から3分の1に◇
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570.T>が大幅続伸、一時1000円を超える上昇で最高値を更新、3万1000円台まで上値を伸ばす場面があった。日経平均株価に連動する仕組みに組成されたETFで価格変動率が2倍に基本設定されていることで、全体相場のボラティリティが高まると値幅取りを狙った個人投資家の参戦が活発化する傾向がある。きょうは、米株高を追い風に日経平均も上値追い態勢を継続、史上最高値圏で強調展開をみせており日経レバもこれに追随している。信用買い残も増勢で、直近信用倍率(15日現在)は売り残が減少していることも手伝って1.5倍まで緩んでいるが、依然として取組妙味が意識される局面。日経レバの昨年来安値は昨年1月下旬につけた1万2335円で、時価はそこから実に2.5倍化しており、全体相場の変貌ぶりを表している。
一方、日経平均と逆方向に連動するNEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357.T>は下値模索が続く。こちらは日経平均との価格変動率がマイナス2倍に基本設定されており、個人投資家は日経平均先物を売る感覚で参戦するが、全体相場が上昇した際には損失を被ることになる。日経Dインバは昨年1月初旬に404円の高値を形成していたが、時価はそこからほぼ3分の1まで水準を切り下げ、日経レバの上昇率よりも大きな下落パフォーマンスとなっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
一方、日経平均と逆方向に連動するNEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357.T>は下値模索が続く。こちらは日経平均との価格変動率がマイナス2倍に基本設定されており、個人投資家は日経平均先物を売る感覚で参戦するが、全体相場が上昇した際には損失を被ることになる。日経Dインバは昨年1月初旬に404円の高値を形成していたが、時価はそこからほぼ3分の1まで水準を切り下げ、日経レバの上昇率よりも大きな下落パフォーマンスとなっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
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