◆ 一時“ドル全面高”の様相を見せるも… - “150円半ば”まで…
先週末の米PPIも“予想を上回る(前月比+0.3%/前年比+0.9%、コアは+0.5%/+2.0%)”など、先週末も「米インフレ圧力の根強さ」が確認されました。
この影響にて米10年債利回りは再び“4.33%”へと上昇する場面を見せる中、ドルは“全面高”の様相を一時示しました。
ただし米3連休前ということもあり、その後は“ポジション調整”が主体の相場付きとなっています。
こうして13日に記録した“年初来高値:150.883円”を窺うには至っておらず、その後は上値を削って、先週末の取引を終えています。
◆ “高止まり”はしても、“もう一段の上値模索”は抑制される…?
「米利下げ観測後退」に関しては、ある程度は織り込まれた印象が否めないところです。
また「日銀マイナス金利解除後の思惑」に関しても同様であり、そういう意味では“高止まり”はしても、“もう一段の上値模索”については抑制される可能性が否めないところです。
ただ上値を押さえる要因の一つ「円買い介入への期待」に関しては、けん制発言こそ聞こえてくるものの、当該水準で入るとは思いづらい…?
そうなると仮に“上値は重い”となっても、それ以上に“下値は堅い”と見るのが妥当…?
◆ 流動性も乏しいとあっては…!? - 米国休場
何より本日は「米国市場休場(プレジデント・デー)」となりますので、“流動性低下”が想定されるところです。
“方向感定まらず”を地で往く展開を想定しつつ、しかし“底堅さ”が意識される展開を想定したいところです。
仮に下がるようなことがあれば、“絶好の買い場提供”との見方を個人的には想定しながら…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
151.778(23/11/14高値)
151.430(23/11/16高値、ピボットハイブレイクアウト)
151.033(+2σ、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:150.883(2/13高値《年初来高値》)
上値4:150.769(2/14高値)
上値3:150.641(2/16高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:150.348(+1σ、2/16高値後の61.8%戻し)
上値1:150.271(2/16高値後の50%戻し)
前営業日終値:150.184
下値1:150.000(大台)
下値2:149.823(2/16安値、ピボット1stサポート)
下値3:149.497(2/15安値)
下値4:149.398(ピボット2ndサポート)
下値5:149.264(2/13安値、日足・一目均衡表転換線)
149.000(大台、2/1~2/13の38.2%押し、ピボットローブレイクアウト)
148.923(2/12安値)
148.636(20日移動平均線)
148.390(2/1~2/13の50%押し)
《10:40》
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