ETF売買動向＝14日前引け、ｉＦ人材設備、野村外国株式が新高値

　14日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比15.5％減の1751億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同20.5％減の1376億円だった。

　個別ではグローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００・カバード・コール <2868> 、上場インデックスファンド新興国債券 <1566> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＪＰＸ日経４００ <1599> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＦＴＳＥ　Ｂｌｏｓｓｏｍ <1654> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　野村企業価値分配指数連動型 <1480> など13銘柄が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> 、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> 、ＮＥＸＴ　ＲＥＩＴ <1343> 、東証ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2555> 、ｉシェアーズ　グリーンＪリート　ＥＴＦ <2852> など16銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が4.51％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が3.92％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は6.13％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は5.38％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は4.06％安、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> は3.05％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が317円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金960億9800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1020億1100万円を下回った。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が76億3300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が66億5800万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が57億3900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が55億8300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が50億5400万円の売買代金となった。

株探ニュース