◆ “円主導”にて… - “149円半ば”
方向感を間違えたわけではないものの、それでも昨日は見誤った…。
“方向感定まらず”と見ていましたが、以下の発言にてマーケットは動意づきました。
『マイナス金利解除後、急ピッチな利上げは考えづらい』
『緩和的な金融環境は維持していくことになる』
“ハト派”と捉えられた内田日銀副総裁のこの発言は、積み上がっていた“円買い”のポジション解消を迫りました。
特に欧米勢の反応が強く、欧州タイムに“年初来高値(2/5高値:148.891円)”を上回ると、NYタイム中盤には“149.473円”へと駆け上がりました。
その後もドルは“高止まり”を見せており、そのまま“149円台”にて昨日の取引を終えています。
◆ “仕掛け的な動き”には警戒が必要も…?
まさに“円主導の動意”が見られたわけですが、ここから先となるとどうか…?
本日は週末、しかも日本に関しては3連休を控えているだけに、“積極的なポジション形成”は手控えられると見るのが自然です。
そうなると“ポジション調整”主体と見られる中、“円買いポジション”はどこまで残っているか…?
ここまで来れば“(短期筋の)仕掛け的な動き”が入らないとも限りませんが、一方で“政府・日銀の介入警戒”は避けて通れないと見られます。
3連休を控えた週末に、そこまで仕掛けてくるか…?
もちろん警戒は必要ですが、ここから先は“上値が押さえられる”と見たいところです。
冒頭で記したように、見誤ったばかりですが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
150.775(23/11/17高値)
150.459(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:149.984(23/11/20高値、大台)
上値4:149.871(+2σ、ピボット1stレジスタンス)
上値3:149.747(23/11/22-24高値)
上値2:149.668(23/11/27高値)
上値1:149.473(2/8高値《年初来高値》)
前営業日終値:149.330
下値1:149.000(大台)
下値2:148.803(+1σ)
下値3:148.345(ピボット1stサポート)
下値4:148.107(2/1~2/8の38.2%押し)
下値5:148.000(大台)
147.924(2/8安値、20日移動平均線)
147.632(2/7安値、日足・一目均衡表転換線、2/1~2/8の50%押し)
147.585(100日移動平均線)
147.435(20週移動平均線、ピボット2ndサポート)
147.263(2/1~2/8の61.8%押し)
147.000(大台)
《10:30》
最新人気記事
-
「iPS細胞」が13位にランク、大阪ヘルスケアパビリオンの目玉展示... 10/31 12:21
-
明日の株式相場に向けて=トランプ効果でディスコ怒涛の上げ潮相場 10/30 17:01
-
明日の株式相場に向けて=米国債暴落のシナリオにうごめく資金 10/31 17:00
-
今週の決算発表予定 三菱重、トヨタ、NTTなど (11月5日~8日) 11/03 19:00
-
来週の株式相場に向けて=米大統領選の本番迎え「不透明感」は一巡するか 11/01 17:24
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 04:55
-
今日 04:35
-
今日 04:33
-
今日 04:30