広済堂ＨＤ、今期経常を12％下方修正

　広済堂ホールディングス <7868> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の68.9億円→60.8億円(前期は41.8億円)に11.8％下方修正し、増益率が64.7％増→45.3％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の50.5億円→42.3億円(前年同期は29.8億円)に16.1％減額し、増益率が69.3％増→42.1％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年３月期通期業績予想数値につきましては、同日開示いたしました「投資有価証券売却益(特別利益)及び株式報酬費用の計上見込みに関するお知らせ」には、前日終値ベースで投資有価証券売却益９億22百万円と記載しておりますが、売却時の株価により投資有価証券売却益の変動が見込まれるため、ここでは株式報酬費用と同等額の８億12百万円に留め、修正いたします。　従いまして、株式報酬費用８億12百万円が計上されることから、営業利益は８億12百万円減の61億28百万円、経常利益は８億12百万円減の60億81百万円になる見通しです。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益に投資有価証券売却益８億12百万円を見込んでいるため、業績予想に修正はなく、49億円になる見通しです。　なお、投資有価証券売却益及び株式報酬費用発生の経緯につきまして、同日開示の「投資有価証券売却益(特別利益)及び株式報酬費用の計上見込みに関するお知らせ」をご参照ください。