ＳＥＨＩ、4-12月期(3Q累計)経常は11％減益で着地、今期配当を0.5円増額修正

　ＳＥホールディングス・アンド・インキュベーションズ <9478> [東証Ｓ] が1月30日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比11.3％減の9.7億円に減り、通期計画の13億円に対する進捗率は74.8％にとどまり、5年平均の84.1％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比11.6％増の3.2億円に伸びる計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の3円→3.5円(前期は3円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比5.6％減の3.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の21.7％→18.0％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、長期的な視野に立ち、企業体質の強化を図りながら安定的配当を実施していくことを基本方針としております。 2024年３月期の期末配当予想につきましては、上記基本方針、足許の業績推移や今後の事業環境・業績見通し、及び内部留保の状況等を総合的に勘案し、直近の配当予想から50銭増配の１株当たり３円50銭といたします。