ETF売買動向＝30日大引け、全銘柄の合計売買代金2021億円

　30日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比9.1％減の2021億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同12.7％減の1645億円だった。

　個別では上場インデックスファンド世界株式（ＭＳＣＩ　ＡＣＷＩ） <1554> 、上場インデックスファンド米国株式 <2521> 、ｉシェアーズ・コア　ＭＳＣＩ　先進国株（除く日本）ＥＴＦ <1657> 、ＭＡＸＩＳ　ＪＰＸ　日経中小型株指数上場投信 <1492> 、上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> など45銘柄が新高値。ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　天然ガス上場投資信託 <1689> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　中国科創板　５０（ＳＴＡＲ５０） <2628> 、グローバルＸ　チャイナＥＶ＆バッテリー <2254> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> など11銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.44％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.05％安、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> は3.14％安と大幅に下落。

　日経平均株価が38円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1069億9400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1688億8400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が102億100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が93億9900万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が91億2300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が88億8000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が83億8900万円の売買代金となった。

株探ニュース