◆ さらに“上値模索” - “145円後半”へ
キング牧師誕生日ということで米国市場休場ということもあり、昨日は全体的に“動意薄&方向性乏しい”となりました。
ただし「1月日銀会合での修正はない」との思惑が台頭したことで、幅広い通貨に対して“円売り”が目立ちました。
一方で先週の米CPI/PPIは“まちまち”となったものの、すでに短期金融市場では「3月利下げ」「年6-7回利下げ」を織り込んだままとなっています。
このため“前のめり感”は否めないものがあり、“ドル買い(戻し)”も先行しているのが実状といえます。
こうして“144.843円”でスタートしたドル円は、NYタイム序盤には“145.943円”へと上値を拡大し、概ねそのままの水準で取引を終えています。
◆ “もう一段”への期待は大きいものがあるが…?
「1月の日銀マイナス金利解除」は“ほぼ消滅”ともいえる状況ですが、期待される「今春の日銀マイナス金利解除」についても“困難”との見方が拡がりつつあるのが実状といえます。
また「新NISAに伴う海外需要」を踏まえれば、“円売り”へとセンチメントが傾斜しやすいのが実状でもあります。
もっとも「円売りの副作用(GDP下振れ/実質賃金マイナス)」が認識されつつある中、やはり“一方向への動意”は抑制されやすいと見るのが妥当…?
テクニカル的に見ると、昨日高値は“日足・一目均衡表の雲下限(145.930円)”とほぼ合致する水準といえます。
本日に入って“146円台”に駆け上がる場面も見られていますが、まだ“明確に上抜けた”とはいい難いのが実状でもあります。
「当該ラインを巡る攻防戦」を意識しつつ、やや“上方向(もう一段の上値模索)”を期待したい局面と考えたいところです。
「1月の日銀マイナス金利解除」は“ほぼ消滅”ともいえる状況ですが、期待される「今春の日銀マイナス金利解除」についても“困難”との見方が拡がりつつあるのが実状といえます。 また「新NISAに伴う海外需要
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
147.496(12/6高値、100日移動平均線、11/13~12/28の61.8%戻し)
147.294(12/7高値)
147.189(20週移動平均線)
147.000(大台)
上値5:146.750(日足・一目均衡表先行スパン上限)
上値4:146.580(12/11高値)
上値3:146.409(1/11高値)
上値2:146.188(50日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
上値1:145.943(1/15高値、日足・一目均衡表先行スパン下限、大台)
前営業日終値:145.777
下値1:145.623(1/12~1/15の38.2%押し)
下値2:145.380(1/12~1/15の50%押し)
下値3:145.137(1/12~1/15の61.8%押し)
下値4:145.000(大台)
下値5:144.800(1/15安値、週足・一目均衡表基準線)
144.352(1/12安値)
144.298(1/10安値)
144.132(日足・一目均衡表転換線
144.054(12/28~1/11の38.2%押し、大台)
《11:05》
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