ETF売買動向＝18日前引け、野村ダウＨ有、農中ＮＱ１Ｈが新高値

　18日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比5.5％減の1258億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同9.3％減の965億円だった。

　個別ではＮＺＡＭ　上場投信　ＮＡＳＤＡＱ１００ <2087> 、グローバルＸ　半導体　ＥＴＦ <2243> 、上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　ダウ・ジョーンズ工業株 <2846> 、グローバルＸ　ロジスティクス・ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2864> が新高値。ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ＳＭＤＡＭ　Ａｃｔｉｖｅ　ＥＴＦ　日本高配 <2011> 、グローバルＸ　レジデンシャル・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2097> 、上場中国Ａ株パンダ <1322> 、グローバルＸ　チャイナＥＶ＆バッテリー <2254> など7銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が5.28％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が4.53％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.47％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> が3.24％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が349円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金557億5000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均693億6000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が86億2400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が62億円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が61億1000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が54億8800万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が54億900万円の売買代金となった。

株探ニュース