巴工業がS高、前期の大幅営業増益に続き今期も過去最高益更新見通しで高配当を評価

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/12/15 09:53
巴工業がS高、前期の大幅営業増益に続き今期も過去最高益更新見通しで高配当を評価  巴工業<6309.T>はカイ気配で始まった後、17%を超える急騰で3305円まで上値を伸ばしストップ高となった。同社は遠心分離機など化学機械メーカーで、化学工業製品の販売事業も手掛ける。化学工業製品は電気自動車(EV)用パワー半導体関連などを中心に好調なほか、化学機械は海外向け中心に売り上げを伸ばしている。14日取引終了後に発表した23年10月期業績は営業利益が前の期比23%増の40億4800万円と大幅な伸びを続けたほか、24年10月期は伸び率こそ鈍化するものの、前期比3%増の41億8000万円予想と利益成長を維持し、4期連続の過去最高更新となる見通し。また、好業績を背景に株主還元にも前向きに取り組み、前期年間配当を従来計画に30円増額した110円(前々期実績は53円)とし、今期はそこから更に10円増配となる120円を計画している。配当利回りは3.7%と高く、水準訂正を見込んだ短期資金の攻勢が活発化している。

出所:MINKABU PRESS
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