テクノマセマ、今期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2023/11/08 11:30
 テクノマセマティカル <3787> [東証S] が11月8日昼(11:30)に業績修正を発表。24年3月期の経常損益(非連結)を従来予想の2200万円の黒字→4700万円の赤字(前期は4300万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の経常損益も従来予想の7100万円の赤字→1億2100万円の赤字(前年同期は1億0400万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1) 2024年3月期第2四半期累計期間(2023年4月1日~2023年9月30日) 売上高は、ソリューション事業はほぼ計画通りとなり、ライセンス事業ではソフトウェア部門、ハードウェア部門ともにロイヤルティは比較的堅調だったものの、両部門とも新規案件の獲得がほとんどなく、計画値を大きく下回ることとなりました。また、利益面も、売上高の計画大幅未達の影響により、赤字幅拡大となりました。なお、部門別の売上計画達成率は次のとおりです。ソフトウェアライセンス事業50%、ハードウェアライセンス事業70%、ソリューション事業98%。(2) 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日) 当社といたしましては、引き続き営業努力を傾注し両事業において案件獲得に邁進する所存ですが、当第2四半期までの実績と現時点での下期の案件獲得見込みを慎重に精査しました結果、売上計画の未達とそれによる各利益段階への影響は大きいものと見込まれ、2023年5月12日に公表いたしました通期業績見通しの達成は困難と判断し、誠に残念ではありますが、上記のとおり修正いたします。 なお、売上高の内訳は次のとおりです。 ・ソフトウェアライセンス事業:125 百万円(前期比 0.4 %増 ・ハードウェアライセンス事業:285 百万円(前期比 11 4 %減 ・ソリューション事業:210 百万円(前期比 37.2 %増 なお、上記、第2四半期累計期間及び通期業績予想の経常利益、四半期純利益及び当期純利益につきましては、2023年8月9日付「営業外収益(為替差益)の計上に関するお知らせ」にて公表いたしました為替差益6百万円及び2023年9月5日付「営業外収益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ」にて公表いたしました投資有価証券売却益7百万円の影響を織り込んでおります。                                                                            以 上(注)上記の見通しは、本資料作成日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、不確実な要素を含んでお ります。実際の業績等は、今後様々な要因によって記載内容と異なる可能性がありますので、当公表の内容に全面的に依拠して投資等の判断を行うことはお控えいただきますようお願い申し上げます。
配信元: 株探

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