中外炉が後場プラスに転じる、台湾向け脱炭素型プロセスラインの大型案件を受注
中外炉工業<1964.T>が後場プラスに転じている。午後1時ごろ、台湾ステンレスメーカー大手の燁聯鋼鉄から、電子部品用極薄精密ステンレスシートを製造する脱炭素型極薄精密ステンレス光輝焼鈍ラインの大型案件を受注したと発表しており、好材料視されている。受注金額は約30億円で、工事の進捗に応じて売り上げを計上する。25年度に試運転完了を予定している。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高126億900万円(前年同期比31.5%増)、営業損益2億5000万円の赤字(前年同期6億9200万円の赤字)、最終利益7億4700万円(同2億7200万円の赤字)だった。国内鉄鋼向け省エネ型加熱炉、焼鈍炉や水素系ガス加熱装置などの工事が進捗したことが売上高に貢献した。一方、原材料・輸送費高騰の影響を受け赤字を余儀なくされた。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高340億円(前期比21.5%増)、営業利益19億円(同45.1%増)、純利益21億6000万円(同75.5%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高126億900万円(前年同期比31.5%増)、営業損益2億5000万円の赤字(前年同期6億9200万円の赤字)、最終利益7億4700万円(同2億7200万円の赤字)だった。国内鉄鋼向け省エネ型加熱炉、焼鈍炉や水素系ガス加熱装置などの工事が進捗したことが売上高に貢献した。一方、原材料・輸送費高騰の影響を受け赤字を余儀なくされた。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高340億円(前期比21.5%増)、営業利益19億円(同45.1%増)、純利益21億6000万円(同75.5%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
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