京阪神ビル、上期経常は9％減益で着地、今期配当を1円増額修正

　京阪神ビルディング <8818> [東証Ｐ] が10月27日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.6％減の27.1億円に減ったが、通期計画の42億円に対する進捗率は64.7％に達し、5年平均の53.1％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比28.2％減の14.8億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の36円→37円(前期は36円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比13.0％減の13億円に減り、売上営業利益率は前年同期の33.9％→29.3％に低下した。

株探ニュース