後場の日経平均は344円高でスタート、シマノやソシオネクストなどが高い

配信元:フィスコ
投稿:2023/10/25 12:58
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31406.79;+344.44TOPIX;2265.49;+24.76


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比344.44円高の31406.79円と、前引け(31466.92円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は31370円-31460円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=149.80-90円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数がプラス圏で推移し0.5%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後も底堅く推移し1.7%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。日米長期金利の先高観が払しょくできない中、来週には日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)
が控えており、積極的な買いを手控える向きもあるようだ。一方、前場の日経平均が取引開始後も底堅く推移したことが市場の安心感となっているほか、ダウ平均先物や香港ハンセン指数、上海総合指数が堅調なことも、東京市場の株価を支える要因となっているもよう。

 セクターでは、全業種が上昇。石油石炭製品、輸送用機器、銀行業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、シマノ<7309>ソシオネクスト<6526>アドバンテスト<6857>、東電力HD<9501>ディスコ<6146>、三菱UFJ<8306>三菱商<8058>コマツ<6301>、SMC<6273>、川崎船<9107>が高い。一方、霞ヶ関キャピタル<3498>ニデック<6594>ローム<6963>ファナック<6954>、リクルートHD<6098>第一三共<4568>が下落している。

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