NTTデータが逆行安、全銀システムの障害発生で開発業者としての影響を懸念
NTTデータグループ<9613.T>が逆行安となっている。全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は11日、全国銀行データ通信システム(全銀システム)の不具合について10日以降、一部銀行において他行向けの振り込み取引ができない事象が発生しており、同日午前11時時点においても、障害が継続していると発表した。全銀ネットがホームページ上で公開する全銀システムのパンフレットによると、同システムはNTTデータが開発・提供するシステムを利用し、全銀ネットが運営しているという。全銀システムで金融機関の取引に影響を及ぼす障害が発生したのは1973年の稼働以来、初めて。NTTデータに対しては、異例の事態の発生による今後の事業への影響を懸念した売りが出たようだ。
出所:MINKABU PRESS
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