西武HD、上期経常を35%上方修正、通期も増額

配信元:株探
投稿:2023/09/28 15:00
 西武ホールディングス <9024> [東証P] が9月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の200億円→270億円(前年同期は127億円)に35.0%上方修正し、増益率が57.1%増→2.1倍に拡大する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の300億円→350億円(前期は201億円)に16.7%上方修正し、増益率が49.0%増→73.8%増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 今回公表する 2024 年3月期第2四半期(累計)および通期連結業績予想は、足元の業績の動向などを踏まえ修正するものです。営業収益につきましては、鉄道運輸収入(定期外収入)が想定を下回った影響や一部レジャー施設において想定を下回る影響があるものの、ホテル・レジャー事業における海外ホテル業などで想定を上回る回復をしたこと、また不動産事業において造園工事の進捗が想定を上回ったことや商業施設の売上が好調に推移したことに加え、為替の影響により、2023 年5月 11 日公表数値を上回る見通しであります。営業収益が同公表数値を上回る見通しであることに加え、各種経費のコントロール、および電気動力費や水道光熱費等の営業費用の減少により営業利益、償却前営業利益、経常利益も同公表数値を上回る見通しです。親会社株主に帰属する当期純利益については、所有不動産に関連して特別利益を計上する見通しであることなどから、同公表数値を上回る見通しであります。また、各セグメントにおける 2024 年3月期第2四半期(累計)連結業績予想および通期連結業績予想の見通しにつきましては、以下のとおりです。都市交通・沿線事業につきましては、バス業において想定よりも上振れるものの、鉄道運輸収入(定期外収入)が想定を下回った影響等により、営業収益は同公表数値を下回る見通しであります。営業利益、償却前営業利益は、電気動力費の下振れなどにより、同公表数値を上回る見通しであります。ホテル・レジャー事業につきましては、海外ホテル業において想定よりも上振れるものの、一部レジャー施設において想定を下回り、営業収益は同公表数値の想定を下回る見通しであります。営業利益、償却前営業利益は各種経費のコントロールおよび水道光熱費等の下振れなどにより、同公表数値を上回る見通しであります。不動産事業につきましては、造園工事の進捗が想定を上回ったことや、商業施設の売上が好調に推移したこと、施設管理業務の新規受託などにより、営業収益は同公表数値を上回る見通しであります。営業利益、償却前営業利益は各種経費のコントロールなどにより更に拡大する見通しであります。その他では、伊豆箱根事業、近江事業において需要が想定以上に回復し、営業収益は同公表数値を上回る見通しであります。営業利益、償却前営業利益は、営業収益の上振れがあるものの、スポーツ事業において想定を下回り、同公表数値を下回る見通しであります。(注)本資料に記載されている当社グループの業績予想、目標、計画、予想その他の将来情報については、本資料の発表日時点において入手可能な情報に基づき作成した当該時点における当社の判断又は考えに過ぎず、実際の当社グループの業績、財政状態その他の結果は、国内外の政治、経済、金融情勢の変動や、当社グループの中期経営計画において意図する施策の状況その他の本資料の作成時点で不確実な要素等により、本資料の内容又は本資料から推測される内容と大きく異なる場合があります。
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