TOPIXと共に堅調なセクター。
8月の夏替え相場の中、唯一飛躍したセクターが久々となる不動産セクターなのだ。
これまで断固として日経平均が上がろうが、TOPIXが上昇しようが動きを見せなかったこのセクターに外資の買いの手が伸びているようだ。
大手不動産株は勿論中小型のものまで非常に堅調な推移。
その中でも一際売り長である同社に注目したい、現状の信用倍率は0.48倍で100万株を超える売り残を抱えている。
今回の円安をきっかけに中国勢は日本の不動産を買う動きも積極的で、自国の経済悪化を受けるも富裕層の勢いは今だに止まらずむしろ日本の優良資産への投資は加速中だ。
また少し忘れられているのが「日本の金融ハブ化」香港から日本へこの動きが活発となればオフィスビルを大量に抱える同社にとってはかなりの追い風となるだろう。
更に同社は成田空港の近隣に約1000億円を投じ大型物流施設を整備すると発表している、このような動きが活発となれば貸しビル業だけにとどまらず物流業界への進出となれば業績の拡大も見込めるだろう。
中長期目線で見て行きたい。
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