萩原電気HDが急動意、4~6月期営業利益倍増受け一気に新値街道突入

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/08/10 14:26
萩原電気HDが急動意、4~6月期営業利益倍増受け一気に新値街道突入  萩原電気ホールディングス<7467.T>が急動意、商いを膨らませながら3000円台前半のもみ合いを一気に上放れてきた。一時3610円まで上値を伸ばし、5月15日につけた年初来高値3600円を払拭、新値街道に突入した。名古屋に本社を構え、中部を地盤に半導体や電子デバイスを扱うエレクトロニクス商社だが、足もとの業績は絶好調に推移している。きょう後場取引時間中に発表した23年4~6月期決算は営業利益が前年同期比2.1倍となる25億円と急拡大した。同社は自動車向けが売り上げ全体の約9割を占めるが、自動車生産の回復を背景に、半導体や電子部品の需要が旺盛で商機を捉えた。また、為替の円安進行も寄与した。第1四半期時点で対通期進捗率はほぼ4割に達しており、業績上振れの可能性も意識される。PER8倍、PBR0.8倍と割安感が強いほか、配当利回りは4%強に達し水準訂正期待の買いを誘導しやすい面もあったようだ。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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