HIOKIが4日ぶり急反落、6月中間期業績は計画上振れも受注額の伸び鈍化が重荷

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/07/19 13:53
 HIOKI<6866.T>が4日ぶりに急反落した。18日の取引終了後に発表した23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比28.0%増の203億3400万円、最終利益は同37.7%増の34億4700万円となった。大幅な増収増益となったほか、会社計画を上回って着地した。一方、1~6月期の受注額は前年同期比3.3%増の約201億8600万円と、伸び率は1~3月期時点の9.0%を下回った。受注の鈍化傾向がみられたのに加え、今期の業績予想を据え置いたことも相まって、事業の先行きを警戒した売りを促したようだ。

 1~6月期はバッテリーやエネルギー市場関連の計測器需要が引き続き高い状態で推移したほか、部品欠品を背景とした一部製品における出荷停止状況の解消も寄与した。半面、受注額に関しては、地域別ではアジアが1~6月期において、前年同期を下回った。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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