決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … プロパスト、クオンタムＳ、ダイコー通産 (7月10日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月7日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　プロパスト <3236>
　23年5月期の経常利益(非連結)は前の期比24.1％増の20.9億円に伸びたが、24年5月期は前期比41.3％減の12.3億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.2　アズ企画設計 <3490>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の経常損益(非連結)は2.3億円の赤字(前年同期は2.1億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.3　エストラスト <3280>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結営業損益は3100万円の赤字(前年同期は1100万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3236> プロパスト 　　東Ｓ 　 -12.57 　　7/10　本決算　　　-41.33
<3490> アズ企画設計 　東Ｓ　　 -8.58 　　7/10　　　1Q　　　　赤拡
<3280> エストラスト 　東Ｓ　　 -6.74 　　7/10　　　1Q　　　　赤拡
<7673> ダイコー通産 　東Ｓ　　 -3.64 　　7/10　本決算　　　　8.81
<2338> クオンタムＳ 　東Ｓ　　 -1.54 　　7/10　　　1Q　　　　赤拡

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース