6月相場はココに注目【西村剛】

今、好調な日本株は期待感に溢れている

今年もまもなく6月相場に突入します。
過去の統計では6月は1年のなかで4番目に株価が上がりやすい月となっており、決算発表も一巡しており株価は比較的堅調な動きになりやすい月です。
そんな6月にある大きなイベントと言えば・・・・
●個人投資家にとってのボーナス支給月
だということでしょう。6月はボーナスが支給されることで株が買われたり、投資信託が買われたりしやすく、比較的買い需要が多い月です。
そういったボーナスで懐が潤う個人投資家が買いそうな銘柄の先回り買いが有効です。
例えば・・・
・6月末、7月末に権利確定日をむかえる個人投資家に好まれやすい株主優待銘柄
・好決算を発表し業績好調な銘柄
・話題性が高い材料株
こういったところが注目を集めそうです。ただやみくもにそれらの銘柄がいいわけではありません。大切なのは・・・
●チャートがきれいな右肩上がりか
です。個人投資家に好まれやすい銘柄は「期待感」で動きます。期待感が高まれば株価のチャートは上向きとなり、期待感が乏しければ横ばいや下向きに動きます。重要なのは・・・
●期待感が高まりつつあるチャートが上向きの銘柄から選ぶ
ということです。特に今は日本株全体が好調です。チャートがきれいな右肩上がりの銘柄もかなりあります。6月はそういった銘柄の中から個人投資家が好みそうな銘柄に注目してみましょう。