33年ぶりの高値更新で日経平均どこまで上がるのか？【西村剛】

日経平均が33年ぶり31000円台

高値更新は上昇トレンド入りのシグナルとして順張り戦略で用いられているように、このタイミングで日本株も上昇トレンドに入った可能性があります。

今日本株が上昇している要因は、外国人投資家の日本株買いです。他国と比べ日本株がPER等で割安感があることや、コロナからの経済回復が顕著で企業業績が好調なこと、円安でインバウンド好調といったところが好感され日本株は買われています。米国株が大きく下がるようなことがなければこの流れはもうしばらく続きそうです。

このように５月に入り日本株に対する投資家の見方が一気に楽観モードになってきました。
高値ブレイクでの順張り戦略は勝率40％～50％前後とだましも多いのですが、今回はだましとならず上昇トレンドに入るのではないかと期待しています。

株価が上昇する局面で飛び乗る順張り戦略は、負けトレードになる確率は高いものの、価値トレードになったときの利益が大きい戦略です。

高値に飛び乗るのは怖いなぁ・・・という場合は、金額を当初の予定より少なくして飛び乗ってみるといいでしょう。不安感は少し薄れると思います。久しぶりに日本株も面白い展開となってきました。ぜひ今のうちにしっかり準備しておきましょうね。