オリンピック、前期経常を38%下方修正

配信元:株探
投稿:2023/04/11 15:30
 Olympicグループ <8289> [東証S] が4月11日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年2月期の連結経常利益を従来予想の2.5億円→1.5億円(前の期は18.1億円)に37.6%下方修正し、減益率が86.2%減→91.4%減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の1億円→1億円(前の期は9億円)に8.0%上方修正し、減益率が89.0%減→88.1%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の0.4億円の黒字→0.4億円の赤字(前年同期は0.7億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2023年2月期においては、新型コロナウイルス感染症に端を発した行動制限の緩和による生活様式の変化に伴い、「巣ごもり需要」の反動減は食品分野だけではなく、非食品分野にも影響を及ぼすなど厳しい状況が続きました。 この状況に加え、物価上昇圧力の影響等により景気の先行きが不安定な状況が続き、消費者の節約志向の高まりを受けるなかではありましたが、当社は新規出店や、業態変更を含めた積極的な改装を実施するなど業容の拡大に努めてまいりました。 利益面におきましては、業務の効率性の向上にも努めますとともに、原材料価格やエネルギー価格の高止まり等の影響等を見据えて可能な限り経費の削減を進めてまいりましたが、2023年1月12日に公表いたしました予想より営業収益及び営業利益が下回る見込みとなり、さらに経常利益につきましては営業外収益が想定を下回ったため上記のとおり修正いたします。 親会社株主に帰属する当期純利益については、税効果会計の影響等により、予想数値を上回る見込みであります。 なお、2023年2月期末の配当につきましては、1株当たり20円から変更ありません。※ 上記業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。
配信元: 株探

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