東証投資部門別売買動向:3月第3週、外国人・現物は5686億円の売り越し

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/03/24 18:56
 東京証券取引所が24日に発表した3月第3週(3月13~17日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が5686億2842万円の売り越しとなった。売り越しは4週連続で前週は1兆1275億9509万円の売り越しだった。個人投資家は7542億4903万円の買い越しとなった。3週ぶりの買い越しで、買い越し額は過去最高となった。信託銀行は2022億8727万円と18週連続で売り越した。事業法人は1416億2097万円と50週連続で買い越した。

 この週の日経平均株価は終値ベースで810円(2.9%)下落した。金融システム不安によるリスク回避ムードが広がるなか、逆張り志向の個人投資家が買い向かったようだ。
 
 先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では外国人は1兆8044億円の大幅な売り越しとなった。現物・先物の合計では2兆3730億円と10週ぶりの売り越しとなった。前週は424億円の買い越しだった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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