小田急、今期最終を一転3倍増益に上方修正・4期ぶり最高益、配当も11円増額

配信元:株探
投稿:2023/03/23 13:15
 小田急電鉄 <9007> [東証P] が3月23日後場(13:15)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結最終利益を従来予想の115億円→364億円(前期は121億円)に3.2倍上方修正し、一転して3.0倍増益を見込み、一気に4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の14.1億円→263億円(前年同期は41.3億円)に19倍増額し、一転して6.4倍増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→21円(前期は10円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  本日別途開示しました「固定資産の譲渡および連結子会社の異動を伴う株式譲渡に関するお知らせ」のとおり、2023年3月期決算において、特別利益約355億円を計上する見込みとなりましたので、上記のとおり修正しました。

  当社では、利益還元について、業績向上の成果として連結配当性向30%を目安に安定的な利益配当を継続していくことを基本方針としています。 当該方針をはじめ、本日上方修正しました業績予想等を総合的に勘案した結果、当期の期末配当予想については、1株当たり11円増配の21円とさせていただきます。これにより、年間配当金は1株当たり21円となる見込みです。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
1,679.0
(09/20)
-24.5
(-1.43%)