ヤマックス、今期経常を14%上方修正、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2023/03/17 14:00
 ヤマックス <5285> [東証S] が3月17日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の7.1億円→8.1億円(前期は5.3億円)に14.1%上方修正し、増益率が32.2%増→50.8%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3億円→4億円(前年同期は2.3億円)に33.3%増額し、増益率が28.2%増→70.9%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の14円→16円(前期は1→2の株式分割前で20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 修正の理由第3四半期以降も原材料・エネルギー価格などの高騰は継続しておりますが、一方で徹底した工場操業度の平準化によりコストダウンを図るなど、利益の確保に取り組んでおります。これらが奏功し、第4四半期(繁忙期)の業績も好調に推移していることから、2023年3月期通期業績につきましては、前回公表いたしました予想数値を上回る見込みであります。期末配当予想につきましては、本日付の別途開示資料「配当予想(増配)の修正に関するお知らせ」をご参照ください。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

 当社は、企業体質の強化と今後の事業展開を図るための内部留保に努めながら、安定かつ継続的な配当を維持することを利益配分の基本方針としております。配当金額につきましては、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つと位置づけ、DOE(連結株主資本配当率)1%の下限を設けたうえで、連結配当性向30%を中期的な目標に配当を実施することとしております。2023年3月期の配当予想につきましては、本日付の別途開示資料「業績予想の修正に関するお知らせ」を踏まえ、前回予想の1株当たり普通配当11.50円を2.00円増額の13.50円に修正し、記念配当2.50円と合わせ、期末配当金を16.00円とすることといたしました。
配信元: 株探

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