<注目銘柄>=ホシザキ、外食業界の新陳代謝で商機拡大
ホシザキ<6465.T>は、業績再評価とともにもみ合い上放れが期待できそうだ。
同社は業務用厨房機器の大手。2月10日に発表した22年12月期決算で、連結営業利益は279億1500万円(前の期比12.0%増)だった。20年以降、新型コロナウイルスの感染拡大による外食産業の落ち込みやサプライチェーンの混乱による影響でさまざまな困難に直面してきたが、2期連続で増益となった。
外食産業はコロナ禍を経て閉店する店舗がある一方、他社の退店跡を活用して出店する企業も増えており、新陳代謝が加速。また、人手不足に対応するため設備投資が増加するとみられている。同社にとっては商機の拡大につながり、成長に寄与しよう。
23年12月期は営業利益340億円(前期比21.8%増)を見込む。ただ同社は例年、業績予想を保守的に見る傾向があるほか、足もとで売価引き上げが浸透していることや、順調に物流回復が続いている国内動向、そして事業構造改革を含めた費用面のテコ入れが進んでいることなどを考慮すると上振れの公算は大きい。調査機関のなかには、同380億円前後、24年12月期は同440億円前後を予想するところもある。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は業務用厨房機器の大手。2月10日に発表した22年12月期決算で、連結営業利益は279億1500万円(前の期比12.0%増)だった。20年以降、新型コロナウイルスの感染拡大による外食産業の落ち込みやサプライチェーンの混乱による影響でさまざまな困難に直面してきたが、2期連続で増益となった。
外食産業はコロナ禍を経て閉店する店舗がある一方、他社の退店跡を活用して出店する企業も増えており、新陳代謝が加速。また、人手不足に対応するため設備投資が増加するとみられている。同社にとっては商機の拡大につながり、成長に寄与しよう。
23年12月期は営業利益340億円(前期比21.8%増)を見込む。ただ同社は例年、業績予想を保守的に見る傾向があるほか、足もとで売価引き上げが浸透していることや、順調に物流回復が続いている国内動向、そして事業構造改革を含めた費用面のテコ入れが進んでいることなどを考慮すると上振れの公算は大きい。調査機関のなかには、同380億円前後、24年12月期は同440億円前後を予想するところもある。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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