ETF売買動向＝15日前引け、野村鉄鋼非鉄、日経高配５０が新高値

　15日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比3.9％増の884億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同7.4％増の790億円だった。

　個別ではグローバルＸ　ＭＳＣＩスーパーディビィデンド <2564> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> 、ＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> など11銘柄が新高値。純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではサムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> が4.01％高と大幅な上昇。

　一方、グローバルＸ　ｅコマース－日本株式ＥＴＦ <2627> は7.46％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は4.72％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.10％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.09％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が111円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金400億100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均443億1700万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が110億4000万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が84億8900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が53億5000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が48億7500万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が33億6100万円の売買代金となった。

株探ニュース