関電化、今期経常を2％上方修正・最高益予想を上乗せ

　関東電化工業 <4047> [東証Ｐ] が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比36.4％増の109億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の131億円→134億円(前期は111億円)に2.3％上方修正し、増益率が17.5％増→20.2％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の57.5億円→60.5億円(前年同期は67.6億円)に5.2％増額し、減益率が14.9％減→10.5％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比1.3％減の35.7億円となり、売上営業利益率は前年同期の21.7％→16.7％に低下した。

株探ニュース