*14:26JST ユニリタ---3Qも増収・2ケタ増益、3セグメントともに売上高が増加
ユニリタ<3800>は9日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.7%増の82.63億円、営業利益が同38.5%増の5.35億円、経常利益が同44.9%増の7.16億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同45.7%増の4.51億円と大幅増益となった。
プロダクトサービスの売上高は前年同期比3.3%増の32.90億円、営業利益は同8.4%減の7.74億円となった。自動化・帳票プロダクト事業では、DX推進に伴うシステム更改やマイグレーションニーズを捉えたプロアクティブな提案活動が奏功し、受注が増加した。また、法改正に伴う電子化対応の動きを追い風に、帳票基盤刷新などのサービス移行案件も増加した。利益面では、主に前期に盛り上がりを見せた、巣ごもり需要の増加に伴う電子商取引の決済量の増加に対応するための金融業界におけるメインフレームの増強投資一巡による反動減の影響を受けた。
クラウドサービスの売上高は同9.2%増の23.31億円、営業損失は2.50億円(前年同期は2.82億円の損失)となった。サービスデスクの品質向上、コロナ禍において定着してきたリモートワークを支える基盤である同社の主力サービス群が堅調に推移した。新たな市場開拓を推進しているカスタマーサクセス向けサービスは、スタートアップ企業からエンタープライズ企業へと広がり、既存顧客における新規事業担当部署への採用が増加した。しかし損益面では、主力サービスは堅調だったものの、新規サービスの伸びが計画を下回ったことなどが影響した。
プロフェッショナルサービスの売上高は同19.4%増の26.40億円、営業利益は同225.2%増の1.52億円となった。コンサルティング事業では、DX領域への投資が本格化する中、データを可視化し共有するためのデータマネジメントやサービス品質向上のためのサービスマネジメントの重要性の高まりを受け、同社グループ企業の持つノウハウと実績が評価され、受注が増加した。システムインテグレーション事業では、グループ力を活かした複合提案によるプライム案件の増加や企業のDX移行ニーズの高まりを受けたパートナー企業からの案件増加が業績に貢献した。アウトソーシング事業では、DX投資を背景としたシステム運用のアウトソーシング需要を捉え、既存顧客へのサービス提供が堅調に推移した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%増の109.00億円、営業利益が同8.2%増の7.50億円、経常利益が同4.4%増の8.65億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.2%増の5.65億円とする期初計画を据え置いている。
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プロダクトサービスの売上高は前年同期比3.3%増の32.90億円、営業利益は同8.4%減の7.74億円となった。自動化・帳票プロダクト事業では、DX推進に伴うシステム更改やマイグレーションニーズを捉えたプロアクティブな提案活動が奏功し、受注が増加した。また、法改正に伴う電子化対応の動きを追い風に、帳票基盤刷新などのサービス移行案件も増加した。利益面では、主に前期に盛り上がりを見せた、巣ごもり需要の増加に伴う電子商取引の決済量の増加に対応するための金融業界におけるメインフレームの増強投資一巡による反動減の影響を受けた。
クラウドサービスの売上高は同9.2%増の23.31億円、営業損失は2.50億円(前年同期は2.82億円の損失)となった。サービスデスクの品質向上、コロナ禍において定着してきたリモートワークを支える基盤である同社の主力サービス群が堅調に推移した。新たな市場開拓を推進しているカスタマーサクセス向けサービスは、スタートアップ企業からエンタープライズ企業へと広がり、既存顧客における新規事業担当部署への採用が増加した。しかし損益面では、主力サービスは堅調だったものの、新規サービスの伸びが計画を下回ったことなどが影響した。
プロフェッショナルサービスの売上高は同19.4%増の26.40億円、営業利益は同225.2%増の1.52億円となった。コンサルティング事業では、DX領域への投資が本格化する中、データを可視化し共有するためのデータマネジメントやサービス品質向上のためのサービスマネジメントの重要性の高まりを受け、同社グループ企業の持つノウハウと実績が評価され、受注が増加した。システムインテグレーション事業では、グループ力を活かした複合提案によるプライム案件の増加や企業のDX移行ニーズの高まりを受けたパートナー企業からの案件増加が業績に貢献した。アウトソーシング事業では、DX投資を背景としたシステム運用のアウトソーシング需要を捉え、既存顧客へのサービス提供が堅調に推移した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%増の109.00億円、営業利益が同8.2%増の7.50億円、経常利益が同4.4%増の8.65億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.2%増の5.65億円とする期初計画を据え置いている。
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