テスラが反発 2つ材料が伝わる=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/01/18 04:41
 テスラ<TSLA>が反発しており、ナスダックをプラス圏に押し上げている。本日は2つ材料が伝わった。1つはレンタカー大手のハーツ・グローバル<HTZ>が2025年までに欧州の主要都市で、テスラやボルボのポールスターモデルを含む2万5000台の電気自動車(EV)をウーバー<UBER>のドライバーに提供すると発表した。これはハーツが今年までに北米で5万台のテスラ社をウーバーのドライバーに提供する計画を基にしたもの。現在までに約5万人のドライバーがこのプログラムを通じてテスラ車をレンタルしている。欧州では、今月中にロンドンを皮切りに、パリ、アムステルダムなどの都市で展開予定だという。

 一方、アナリストがテスラ株を適正評価されていると述べたことも材料視。ただ、目標株価は135ドルから130ドルに引き下げた。需要やEV競争激化に関連する逆風がすぐに弱まるとは思われないが、同社の自己資金調達力と比較的低コストの資本への継続的なアクセスが将来の成長を支えるはずだと指摘。投資判断は「中立」を維持した。

 リビアン<RIVN>やニコラ<NKLA>など他のEVも連れ高となっている。

(NY時間14:29)
テスラ<TSLA> 130.44(+8.04 +6.57%)
リビアン<RIVN> 17.04(+0.59 +3.56%)
ニコラ<NKLA> 2.59(+0.04 +1.45%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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