日本色材、3-11月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・9-11月期も黒字浮上

　日本色材工業研究所 <4920> [東証Ｓ] が1月11日大引け後(17:00)に決算を発表。23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常損益は7100万円の黒字(前年同期は1億9400万円の赤字)に浮上したが、通期計画の1億円に対する進捗率は71.0％にとどまり、5年平均の81.8％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-2月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比26.1％増の2900万円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常損益は4500万円の黒字(前年同期は7300万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-3.8％→1.6％に急改善した。

株探ニュース