岡野バ、前期経常を一転26％増益に上方修正

　岡野バルブ製造 <6492> [東証Ｓ] が12月21日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年11月期の連結経常利益を従来予想の3.2億円→5.6億円(前の期は4.4億円)に74.5％上方修正し、一転して26.3％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.1億円→3.5億円(前年同期は2.7億円)に3.1倍増額し、一転して28.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　２．修正の理由　当連結会計年度の業績におきまして、メンテナンス部門において売上を予定していた東北・福島地区の原子力案件が計画変更により次期へ繰延べになったことなどから、全体の売上高は当初の予想を下回る見込みとなりました。一方、損益面におきましては、主にバルブ製造販売部門において採算性管理を徹底したことや原子力発電所向け弁・部品の販売が堅調に推移したこと、さらにはメンテナンス部門における稼働効率向上などが利益拡大に寄与した結果、当初の予想から大幅な増益となる見通しであります。　これらのことから、連結、個別ともに2022年1月14日に公表した通期の予想数値を見直しましたので、上記のとおり修正いたします。　なお、業績予想の修正による期末配当予想の修正はございません。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。