日精蝋は急反落、22年12月期業績及び配当予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/11/15 14:08
 日本精蝋<5010.T>は急反落している。14日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を430億円から390億円(前期比39.7%増)へ、営業損益を7億1000万円の黒字から16億円の赤字(前期5億8700万円の黒字)へ、最終損益を4億9000万円の黒字から18億円の赤字(同4億4400万円の黒字)へ下方修正し、あわせて2円50銭を予定していた期末配当を無配にすると発表したことが嫌気されている。

 国内外ワックス及び重油の販売価格の是正に注力し、国内市場では一定の成果を得たものの、海外市場では世界的な消費減退の影響もあり販売量が大幅に減少したという。また、競合他社の輸出再開による供給過剰に起因して販売価格が急激に低下し、これによりワックス輸出において計画に対して大幅な売り上げの減少及び多額の損失が見込まれるとしている。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高300億9000万円(前年同期比54.4%増)、営業損益7億3400万円の赤字(前年同期2億7700万円の黒字)、最終損益8億3800万円の赤字(同2億2800万円の黒字)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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