井関農、今期最終を一転10％増益に上方修正

　井関農機 <6310> [東証Ｐ] が11月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比27.2％減の34.8億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の31億円→35億円(前期は31.9億円)に12.9％上方修正し、一転して9.5％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の5.2億円の黒字→9.2億円の黒字(前年同期は9.3億円の赤字)に76.6％増額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比38.4％増の9億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の3.0％→1.5％に悪化した。

株探ニュース