建設技研、今期経常を一転11%増益に上方修正・最高益、配当も40円増額

配信元:株探
投稿:2022/11/10 15:00
 建設技術研究所 <9621> [東証P] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比32.1%増の66.8億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の65億円→79億円(前期は71.1億円)に21.5%上方修正し、一転して11.0%増益を見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.9億円→22.9億円(前年同期は34.9億円)に2.6倍増額し、減益率が74.2%減→34.1%減に縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の60円→100円(前期は60円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比24.3%減の10.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.8%→5.4%に大幅悪化した。

株探ニュース
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