ハーモニックが急反落、23年3月期業績及び配当予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/11/09 11:27
 ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が急反落している。8日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を750億円から740億円(前期比29.6%増)へ、営業利益を130億円から110億円(同25.9%増)へ、純利益を90億円から75億円(同12.9%増)へ下方修正し、期末配当予想を18円から17円へ引き下げたことが嫌気されている。

 産業用ロボット向けや半導体製造装置向けを中心とした設備投資関連の需要は高水準を維持するとみられるものの、半導体などの不足により、顧客である自動車メーカーの生産が想定を下回る見込みであり、自動車部品として使用される車載向け減速装置の売り上げ見通しを下方修正したことが要因。また、電子部品などの仕入れ価格上昇も利益を圧迫する。なお、年間配当予想は28円(前期21円)となる予定だ。

 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高334億5100万円(前年同期比27.0%増)、営業利益46億4000万円(同31.6%増)、純利益29億3800万円(同32.5%増)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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