共栄タは切り返し急、上期営業利益倍増で７５日線上放れる動き

　共栄タンカー<9130.T>は切り返し急、７５日移動平均線を足場に上放れる展開となっている。前週末４日取引終了後に発表した２３年３月期上期（２２年４～９月）の営業利益は前年同期比２．１倍の４億３７００万円と大幅な伸びを達成しており、これを材料視する買いを呼び込んでいる。ここ海運株は世界景気減速を背景としたコンテナ船市況やばら積み船市況の悪化で、逆風が強いが、同社は長期契約でのタンカーの貸船を主力としており、前期に取得した超大型タンカー２隻の貢献もあって、足もとの業績は急回復している。

出所：MINKABU PRESS