日新、今期経常を27%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

配信元:株探
投稿:2022/10/31 15:00
 日新 <9066> [東証P] が10月31日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の110億円→140億円(前期は98.5億円)に27.3%上方修正し、増益率が11.6%増→42.0%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の62億円→83億円(前年同期は43.4億円)に33.9%上方修正し、増益率が42.7%増→91.1%増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

 業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の35円→40円に増額し、下期配当も従来計画の35円→40円に増額修正した。年間配当は80円(前期は60円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当第2四半期連結会計期間におきましては、売上高に関しましては概ね想定通りに推移しましたが、利益面では物流事業において、輸送需要の高まりによる好市況が想定を上回り継続したことから、当初計画を上回る見込みとなりました。 また、通期業績予想に関しましては、上期の進捗を反映したことに加え、物流事業ではスポット案件の取り扱いや、好市況については徐々に収束に向かうことが予想される一方で、為替が円安傾向に進んでいることから、その影響に伴い売上、利益の増加が見込まれること、旅行事業においても主力の業務渡航の取り扱いは引続き回復基調が見込まれることから、それぞれ修正するものであります。

  当社は、将来の経営環境の変化や事業展開などを見据え、業績、財務状況、配当性向の水準等を総合的に勘案し、安定的配当の継続を基本に、株主に対する利益還元の充実に努めることとしております。 上記方針のもと、前述の通り、2023年3月期 第2四半期連結業績予想及び通期連結業績予想を修正することから、2022年8月4日に公表した配当予想につきましても修正するものであります。(注)業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報から得られた判断に基づき作成したものであり、リスクや不確定要素を含んでおりますので、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合があります。
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