ETF売買動向＝28日前引け、ＷＴプラチナ、野村医薬品が新高値

　28日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比39.5％増の2028億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同45.1％増の1838億円だった。

　個別では純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> 、ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> が新高値。ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ上証５０連動型 <1309> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が4.15％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> が3.05％高と大幅な上昇。

　一方、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は5.70％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は3.15％安、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジあり <2569> は3.02％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が97円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金990億700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は1004億6100万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が239億9600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が144億7400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が137億500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が116億7200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が92億7500万円の売買代金となった。

株探ニュース