◆ “上値は重いが、下値も堅い” - 144円台
前日の「英国債買い入れ」に伴う“ポンド買い戻し→ドル売り”は、昨日はさらに加速しました。
そしてこの動きは「その他欧州通貨(ユーロやスイスフラン)」にも波及しており、いわゆる“つれ高”を誘っています。
このため欧州タイム中盤以降は“ドル売り”が目立ち、ポンドドルが“急騰(1.07ドル→1.12ドル)”、ユーロドルも“急反発(0.96ドル→0.98ドル)”を見せました。
一方でドル円は“144.257円”へと値を落としたものの、“上値は重いが、下値も堅い”を地でいく展開を続けています。
◆ ただ昨日よりも“不確定要素”は多い…?
本日は月末のみならず、四半期末・半期末(国内勢)に当たります。
このため「新規のポジション構築」は手控えられる可能性が高く、逆に「ポジション調整(決済)」が先行する可能性が否めないところです。
このため最も懸念される「介入催促相場(仕掛け的な動き)」には、やはり進行しづらいと見るのが自然です。
ただし「外国為替平衡操作の実施状況(いわゆる介入実績)」が、本日は予定されていますので“3兆円超”とも噂される「22日の介入額」の結果次第では、またぞろ思惑が蠢き出してもおかしくない…?
基本的には本日も、昨日同じく“上値は重いが、下値も堅い”と考えたいところです。
ただし昨日よりも“不確定要素が多い”との認識は、しっかりと頭の片隅に残しておきたいところです。
特に欧州タイム以降は…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
145.901(9/22高値《年初来高値》)
145.820(+2σ)
145.615(ピボットハイブレイクアウト)
上値5:145.211(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:145.000(大台)
上値3:144.896(9/27-28高値)
上値2:144.804(9/29高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:144.590(+1σ)
前営業日終値:144.448
下値1:144.257(9/29NYタイム安値)
下値2:144.016(9/29安値、大台、ピボット1stサポート)
下値3:143.910(9/28安値)
下値4:143.818(9/22~9/27の23.6%押し)
下値5:143.635(ピボット2ndサポート)
143.517(20日移動平均線)
143.253(ピボットローブレイクアウト)
143.151(9/26安値、日足・一目均衡表転換線、9/22~9/27の38.2%押し)
《10:15》
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