22日の米株式市場の概況、NYダウ3日ぶり反発 ハイテク株の一角に買い戻し

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/23 08:13
 22日の米株式市場では、NYダウが前週末比127.91ドル高の4万0415.44ドルと3日ぶりに反発した。バイデン大統領が11月の大統領選からの撤退を表明した。ハリス副大統領が民主党の候補になる可能性が意識されるなか、トランプラリーの継続を視野に構築されたポジションの巻き戻しの動きが出た。半導体などハイテク株に買い戻しが入り、全体相場を支援した。

 ナイキ<NKE>やダウ<DOW>が堅調推移。レディット<RDDT>やAMCエンターテインメント・ホールディングス<AMC>が買われ、IQVIAホールディングス<IQV>が急伸した。半面、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が大幅安。ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やウォルト・ディズニー<DIS>、シェブロン<CVX>が冴えない展開となり、デルタ・エア・ラインズ<DAL>が水準を切り下げた。

 ナスダック総合株価指数は280.628ポイント高の1万8007.568と4日ぶり反発。エヌビディア<NVDA>やクアルコム<QCOM>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>、ラム・リサーチ<LRCX>が大幅に上昇し、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>がしっかり。テスラ<TSLA>が上値指向を強め、マイクロソフト<MSFT>やアルファベット<GOOG>も上伸。テンエックス・ゲノミクス<TXG>とサーブ・ロボティクス<SERV>、マテル<MAT>が急騰した。一方、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>は大幅続落。アップル<AAPL>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>が小安い。

出所:MINKABU PRESS
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