◆ 揺れ動くも、方向感定まらず - 144円台
“144.070円”へと欧州タイム序盤に値を削る場面が見られましたが、“下値の堅さ”は相変わらずでした。
一方で米10年債利回りの“高止まり”もあり、NYタイムには“144.896円”へ持ち直す場面も見られています。
ただし「ドル売り介入」への警戒感もあり、“上値の重さ”も健在でした。
こうしてドル円は“狭いレンジ内”での揺れ動きを強いられる中、「上値は重いが、下値も堅い」を地で往く動きを続けています。
◆ “ドル買い”が緩むケースは想定しづらいが…?
昨日発表された米経済指標は“まちまち(耐久財受注は弱め/新築住宅販売・消費者信頼感は強め)”でしたが、少なくとも「景気後退の予兆」と受け取られることはありませんでした。
一方で米金融当局者からは“タカ派発言”が続いており、「日米金利格差拡大」へと目が向かいやすい環境であるのは事実です。
ただ前記「ドル売り介入」への思惑が燻る中、円以上に“仕掛けやすい通貨”はいくつも存在する…?
本日は「スポット取引の四半期末・月末の最終応当日」に当たりますので、「実需絡みのフロー」は普段より多いと見るのが自然です。
これが“かく乱要因”となる可能性はゼロではありませんが、それでも懸念される「介入催促相場」が本格化するためには“阻害要因”と見るのが自然です。
「日米金利格差拡大」は如何ともしがたく、“ドル買い”そのものが緩むケースは想定しづらいところではありますが、引き続き、ドル円に関しては“上値が重い”を想定しておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
146.450(98/8/18高値)
146.190(+2σ)
上値5:146.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:145.901(9/22高値《年初来高値》)
上値3:145.429(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:145.136(ピボット1stレジスタンス)
上値1:145.000(大台)
前営業日終値:144.843
下値1:144.580(9/27安値後の38.2%押し、+1σ)
下値2:144.483(9/27安値後の50%押し)
下値3:144.385(9/27安値後の61.8%押し)
下値4:144.265(9/27安値後の76.4%押し、ピボット1stサポート)
下値5:144.070(9/27安値、大台)
143.777(ピボット2ndサポート)
143.484(ピボットローブレイクアウト)
143.151(9/26安値、日足・一目均衡表転換線、20日移動平均線、9/22~9/27の38.2%押し)
《10:35》
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