◆ ストップロスを絡めながら… - “144円半ば”へ急伸
サプライズ!!!
注目の米CPIは、いずれも事前予想を上回りました。
このため「米インフレ・ピークアウト」への思惑は剥落し、米10年債利回りは“6/16以来(3.46%)”へ、そして米2年債利回りに至っては“2007/11以来(3.79%)”へと上昇しています。
こうした中でドルは“全面高”の様相を示し、ドル円も“急伸(141.587円→144.684円)”しています。
もっとも“年初来高値(9/7:144.977円)”を窺うにはあと一歩足りておらず、その後は“144円台”にてさらなる上値追いを模索しているのが実状といえます。
◆ “145円到達”は時間の問題にも思えるが…?
前記“年初来高値”を上回っても、まだすぐ上に“145.230円(98/8/25高値)/145.400円(98/8/21高値)”が控えています。
このため“上値の重さ”はそう簡単には払拭できないと考えますが、ただどちらも“マイナーな上値メド”という印象は否めません。
そうなると“メジャー処(147.660円:98/8/11高値)”まで飛ぶ可能性は否めませんので、懸念は募るところです。
ただし「ブラックアウト期間」にすでに突入している現状を踏まえると、短期金融市場で織り込み始めた「米9月1.00%利上げ(現在30%強)」を肯定する材料は飛び出しづらい…?
“145円到達”は時間の問題になりつつある印象はありますが、思った以上に“手こずる”展開は想定しておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:145.620(ピボット1stレジスタンス)
上値4:145.400(98/8/21高値)
上値3:145.230(98/8/25高値、+2σ)
上値2:144.977(9/7高値、大台)
上値1:144.684(9/13高値)
前営業日終値:144.540
下値1:144.142(9/13安値後の23.6%押し)
下値2:144.000(大台)
下値3:143.787(9/13安値後の押し目)
下値4:143.654(9/13安値後の38.2%押し)
下値5:143.259(9/13安値後の50%押し)
《10:40》
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